
前回の記事で、プルコギと相性の良いワインとして、フランスのローヌ地方の『コトー・デュ・ポン・デュ・ガール キュヴェ・デ・ガレ』についてご紹介しました。
このワイン、とてもバランスのいい味わいなので、プルコギ以外にも相性の良い料理がたくさんありそうです!
そこで、今回はプルコギよりも身近な家庭料理の定番、ハンバーグと合わせてみることにしました♪
コトー・デュ・ポン・デュ・ガール キュヴェ・デ・ガレ
今回はワインの特徴から先にご紹介します。
産地・ブドウ品種
産地はフランス南部、ローヌ川流域一帯に広がるローヌ地方。
ブドウはこの地方を代表するブドウ品種のひとつ、グルナッシュを主体としています。
造り手
造り手はフランスのローヌ地方のエステザルク協同組合。
14世紀にローマ教皇庁があった南仏・アヴィニョン近郊のエステザルグ村にある、10名の栽培家から成る小規模な協同組合です。
組合に加入している全農家がビオまたは限りなくビオに近いリュット・レゾネ(減農薬農法)に取り組んでおり、品質にこだわったワインを造っています。まさに少数精鋭!
テイスティングコメント
鮮やかなルビーの色調に、ダークチェリーやブラックペッパーの香り、シルクをまとったような果実味とエレガントで上品な酸、程よいタンニンが特徴的。
とても1,000円台のワインとは思えない上質な味わいです。
それほど渋みが強くないので、渋い赤ワインが苦手な方も挑戦しやすいのではないでしょうか。
このワインに合うハンバーグの味付けは?
ワインの上品な味わいから考えると、ハンバーグも比較的あっさりとした味わいに仕上げるのがベターです。
具体的には、デミグラスソースで仕上げるより、和風ソースやトマトソースなどが良いと思います。
今回は塩・胡椒のみの非常にシンプルな味付けでペアリングを試すことにしました。
ペアリング総括
『コトー・デュ・ポン・デュ・ガール キュヴェ・デ・ガレ』と塩・胡椒のみの味付けのハンバーグのペアリング。
どちらの味わいも主張が強すぎず、かといって弱すぎもせず、見事に同調してくれました。
どちらか一方の味わいが強烈だと、もう一方に完全に勝ってしまうこともありますが、このペアリングでは全くそのようなことがありませんでした。
まさに持ちつ持たれつの丁度いい力関係が築けていた感じです!
そして、ワインのエレガントな味わいが、ハンバーグの味わいを一層洗練されたものに感じさせてくれました♡
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね♪

コトー・デュ・ポン・デュ・ガールキュヴェ・デ・ガレ[2018]
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