
家庭料理の定番、カレーライス。ルーと材料さえ用意すれば、ほぼ失敗なく簡単に作れるのも魅力的ですよね♪
ただ、ワインとはなんとなく合わせにくそうなイメージもあるのではないでしょうか?
確かに刺激の強いカレーに繊細な味わいのワインを合わせると、ワインの味が負けてしまうことがあります。
ですが、数あるワインのなかには、カレーに合わせやすいワインというのも存在するのです!
そこで今回は夏野菜のキーマカレーとピタッと合った、ドイツの白ワインをご紹介します!
夏野菜のキーマカレー
キーマカレーは合い挽き肉に加え、ちょうど今旬を迎えている茄子やズッキーニ、トウモロコシなどの夏野菜をたっぷり使って作りました。
ちなみに野菜はすべて産直コーナーでそろえた高知県産野菜。これこそ地産地消です。
ルーから手作りという方もいらっしゃるかと思いますが、今回は時短のため市販のルーを使って作りました。分量や作り方は、ほぼほぼパッケージに表示されている通りに作っています。
ちょっと時間ができたから、今度はいろいろとスパイスを買い込んでルーから作ってみたいなぁ…。
シュテッフェン リースリング シュペトレーゼ トロッケン
今回、夏野菜のキーマカレーに合わせたワインがこちら。ドイツのモーゼル地方で、リースリングというブドウ品種から造られているワインです。
産地

産地はドイツ南西部、モーゼル川流域一帯に広がるモーゼル地方。伝統的にリースリングの栽培地として名高い、ドイツ最古のワイン産地です。
写真のようにブドウ畑の多くは川沿いの渓谷の急斜面に広がっており、なかには傾斜30%を超えるような畑もあります。川からの反射光を含め、より多くの日照を得るために、敢えてこのような場所でブドウを栽培しているのです。
良いワインを造るため、畑作業は命がけ。ワインへのありがたみを感じずにはいられません。
造り手
造り手はゲブリューダー・シュテッフェン。モーゼル地方のトリッテンハイム村で200年以上の歴史を誇るワイナリーです。
伝統に支えられたワイン造りで、今日ではコストパフォーマンスの高い、良質なワインを生み出しています。
テイスティングコメント
リンゴや白桃のようなみずみずしい果実の香りに、白い花のような可憐な香り。
ほのかに甘みを感じる果実味に、いきいきとした酸が調和した味わいが、ミネラリーな余韻へと続きます。
ワインの感想とペアリング総括
『シュテッフェン リースリング シュペトレーゼ トロッケン』と「夏野菜のキーマカレー」のペアリング。
カレーのスパイシーな香りにも、ワインの豊かなみずみずしい果実の香りは引けを取りません。
そして、ほのかな甘みが夏野菜の甘みと調和し、いきいきとした酸とミネラリーな余韻が、キーマカレーの後味をスッキリとさせてくれ、一層おいしく感じられました。
インドカレーのお店でもカレーに甘酸っぱいラッシーを合わせて飲むことがあるように、ある程度の甘みと酸味がある飲み物というのは、総じてカレーと相性が良いのかもしれません。
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね♪
シュテッフェン リースリング シュペートレーゼ トロッケン
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