
突然ですが、フルーツを料理に入れるのはアリ?それとも、ナシですか?
私は断然アリ派なので、フルーツが家にあると、「これ、どんな料理に使えるかなぁ」なんて考てしまいます。
一方で、ナシ派の方も相当数いらっしゃいますよね。特に、男性の方に多いような気がします…。
今回は、ナシ派の方には申し訳ないのですが、家にあった白桃を使ってサラダを作り、フランスのスパークリングワインと合わせてみることにしました。
白桃とカマンベールのサラダ

「フルーツin料理論争」が巻き起こると困るので、料理を振る舞う相手の方に、事前に冒頭の質問をしておいてくださいね笑
チーズとフルーツは基本的に相性が良いと考えられます。実際、ドライフルーツが練りこまれたチーズや、フルーツをトッピングしたチーズケーキなど、チーズとフルーツのハイブリッド商品は数多く存在します。
このサラダでも、白桃のみずみずしさをカマンベールの豊かなコクと適度な塩気が引き立ててくれ、絶妙なコンビネーションが楽しめました。
作り方は以下の通りです。
レシピ
<材料(2人分)>
- 白桃 1個
- カマンベールチーズ 50g
- ベビーリーフ 適量
- 生ハム 少々
- ★オリーブオイル 大さじ2
- ★レモン汁 大さじ1
- ★塩・こしょう 少々
<作り方>
- ★の材料をボウルで混ぜておく
- 白桃は皮をむき、食べやすい大きさに切る
- カマンベールも食べやすい大きさに切る
- すべての材料を1のボウルで和え、お皿に盛り付けて完成♪
ヴーヴ・アンリ・エ・フィーユ ブラン・ド・ブラン
今回「白桃とカマンベールのサラダ」に合わせたワインがこちら。瓶内二次発酵製法で造られた、フランスのブラン・ド・ブランのスパークリングワインです。
瓶内二次発酵とは
シャンパーニュに代表されるスパークリングワインの製法のひとつで、「トラディッショナル方式」や「シャンパーニュ方式」などと呼ばれることもあります。スパークリングワインの製法のなかで、最も手間暇かかる製法です。
簡単にその流れをご紹介します。
まずは、通常のワインを醸造し、酵母とショ糖を加えて瓶詰めします。すると、酵母はショ糖の糖分を分解し、アルコールと炭酸ガスを生成します。ここで生じる炭酸ガスが、スパークリングワインの気泡となるのです。
その後、分解を終えた酵母は、滓となって瓶の底に沈みます。そこで、専用の台に瓶を寝かし、毎日少しずつ角度を変えつつ回転させ、最終的に瓶口に滓を集めます。
そして、急激にボトルを冷却することで滓を噴射させ、目減りした分を補填して再度栓をし、ようやく出来上がるのです。
多くの時間と労力をかけて造られるからこそ、多くの人に貴ばれる高品質なスパークリングワインになるわけですね。
ブラン・ド・ブランとは

「ブラン・ド・ブラン」についての解説は、サイト内のワイン用語集の「ブラン・ド・ブラン」のページをご覧ください。
テイスティングコメント
繊細で糸を引くような泡立ちに、グレープフルーツやライムなどの香り、爽やかな果実味とすっきりとした酸味が特徴的。飲み込んだ後に、ほろ苦い後味も感じられます。
全体的にエレガントで洗練された印象の1本です。これで1,000円ちょっとなんて、信じられません笑
ペアリング総括
『ヴーヴ・アンリ・エ・フィーユ ブラン・ド・ブラン』と白桃とカマンベールのサラダのペアリング。
白桃の甘味やカマンベールのコクと適度な塩味に、ワインの上質な酸味がアクセントとなり、ワンランク上の味わいにしてくれました。
また、白桃のみずみずしい食感に、カマンベールのトロっとした食感、そしてワインのシュワシュワという舌触りのコントラストも魅力。
まさに上質なひと時をもたらす、プチ・セレブ気分が味わえるペアリングなのではないでしょうか。
おいしい白桃をGETしたら、ぜひ試してみてくださいね!

ヴーヴ・アンリ・エ・フィーユ ブラン・ド・ブラン
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