
前回の記事で、うな重に合うワインとして、スペイン産のオレンジワインを紹介しました。
うな重の味の決め手となっているのが、甘辛いタレ。この甘辛い味に合うワインを見つけるのが結構難しいのですが、意外にも今話題のオレンジワインがしっくりきたのです。
そこで、今回はうなぎのかば焼き同様、甘辛い味のタレがかかった焼き鳥に合わせてみることにしました。
パンパネオ・アイレン・エコ
スペイン内陸部のラ・マンチャで造られているオレンジワインです。
造り手はエセンシア・ルラル。生態系に配慮したビオディナミや自然農法を実践する造り手です。
ブドウは樹齢90~110年(樹齢が高いほど良質なブドウを実らせます)のアイレン100%。
オレンジワインとは
前回の記事をご覧ください。
テイスティングコメント
黄色がかったオレンジ色の色調。清澄しない製法から、薄い濁りが見られます。
黄桃やアプリコット、色い花、シナモンなどのスパイスを思わせる華やかで芳醇なアロマに、ほのかな甘さと苦みをともなうオレンジピールのようなフレーバーが特徴的。複雑かつパワフルな味わいながらも、余韻には心地よい爽やかさが残ります。
焼き鳥(タレ)

今回は焼き鳥屋さんでテイクアウトした焼き鳥をいただきました。
息子が焼き鳥大好きなので、週に2回は焼き鳥を食べているような気がします笑
いつか赤提灯のお店で、成人した息子(イケメンになっているといいな♪)とビール飲みながら焼き鳥を食べるのが母の夢。
そう、焼き鳥のお供といえば、ビールというイメージが強いのではないでしょうか。
実際、わたし自身も、塩でいただく焼き鳥ならまだしも、タレでいただく焼き鳥に合うワインを見つけるのは難しいと思っていました。
以前、赤ワインを合わせたことがありましたが、タレの甘みでワインの果実味がぼやけ、逆に渋みが悪目立ちしてしまったからです。
ですが、うなぎのかば焼きとよく合ったオレンジワインなら可能性はありそうです。その結果は果たして…??
ペアリング総括
『パンパネオ・アイレン・エコ 2018』と焼き鳥(タレ)のペアリング。
焼き鳥の香ばしいタレの香りに、ワインの芳醇な香りがマッチ。これはいけそう、と直感的に判断。
そして、焼き鳥の甘辛い味のタレに、ワインのほのかな甘みを伴う果実味とほろ苦さが絶妙に調和。ワインのしっかりとしたボディ感も焼き鳥のジューシーさを支え、相性抜群のコンビが結成された感じがしました。
ワインとペアリングが難しそうな料理でも、オレンジワインなら合う可能性がありそうです。
ぜひ試してみてくださいね♪

パンパネオ・アイレン・エコ
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