
沖縄料理の定番、ゴーヤチャンプルー。
ゴーヤにはビタミンCや鉄分をはじめ、夏に積極的にとりたい栄養素がたくさん含まれているようです。しかも、ゴーヤチャンプルーに入っている豚肉や卵には、エネルギー代謝を助けるビタミンB群も豊富!
つまり、ゴーヤチャンプルーは夏バテ予防にピッタリというわけですね。
そんなゴーヤチャンプルーのお供といえば、ビールや泡盛が定番かもしれませんが、今回はゴーヤチャンプルーにピッタリのワインを見つけたのでご紹介したいと思います!
ゴーヤチャンプルー

ゴーヤを使った料理といえば、ゴーヤチャンプルーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
チャチャっと作れて栄養満点なので、忙しい時にもおすすめのメニューです♪
レシピ
<材料(2人分)>
- ゴーヤ 1本
- 豚小間肉 150g
- 卵 2個
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 1/2本
- ごま油 大さじ2
- にんにく(チューブ) 1cm
- すりおろししょうが(チューブ) 1cm
- ★酒 大さじ2
- ★砂糖 大さじ1
- ★白だし 大さじ2
- ★醤油 大さじ2
- かつお節 少々
<作り方>
- ゴーヤは縦半分に切り、種をスプーンですくい取り、薄切りにする
- にんじんは短冊切りに、玉ねぎは薄切りにする
- ①②の野菜を耐熱容器に入れ、ふたを少しあけてレンジ(600w)で3分チンする
- フライパンにごま油を敷いて熱し、しょうがとにんにくを加える
- 香りが立ってきたら、豚肉と③の野菜を加えて炒め、★の調味料を加えてふたをして蒸し焼きにする
- ふたをとって、溶き卵を入れ、火が通るまで炒める
- お皿に盛って、かつお節をふりかけて完成
ブランコット・エステート クラシック ソーヴィニヨン・ブラン
今回ゴーヤチャンプルーに合わせたワインがこちら。ニュージーランドのマールボロ地区のソーヴィニヨン・ブランというブドウ品種から造られたワインです。
産地
産地はニュージーランド南島の北東端に位置するマールボロ地区。太平洋から吹き付ける風の影響を受け、冷涼で乾燥した気候です。
近年は良質なソーヴィニヨン・ブランの産地として世界的に注目を集めています。
造り手

造り手はブランコット・エステート(創立当初の名称はモンタナ)。マールボロの将来性をいち早く見抜き、1975年にマールボロに初めてソーヴィニヨン・ブランを植樹した造り手です。1979年にはマールボロ初となるソーヴィニヨン・ブランのワインを発売し、現在のマールボロのワイン産地としての土台を築き上げました。
いわば、マールボロのソーヴィニヨン・ブランのパイオニア的存在です。
ブドウ品種
ブドウ品種はソーヴィニヨン・ブラン。
ソーヴィニヨン・ブランについての詳細は、こちらをご覧ください。
テイスティング・コメント
ほんのりグリーンがかった、淡い麦わら色。グレープフルーツやパッションフルーツのような果実の香りに、ソーヴィニヨン・ブランの特徴であるレモングラスやフェンネル、ディルのような清々しいハーブのような香りが豊かに感じられます。
口に含むとピュアな果実味といきいきとした酸味のバランスがよく感じられ、心地よいほろ苦い余韻へとつながります。
夏の草原を吹き抜ける風のような、爽やかな印象の1本です。
ちなみに、前回の記事で取り上げたプイィ・フュメもソーヴィニヨン・ブランのワインですが、こちらの方がハーブのようなグリーンを思わせる香りが顕著に感じられました。
ペアリング総括
『ブランコット・エステート クラシック ソーヴィニヨン・ブラン』とゴーヤチャンプルーのペアリング。
ワインに顕著に現れていたハーブのようなグリーンを思わせる香りがゴーヤ特有の香りと調和し、まったく違和感がありません。
そして、ワインのフレッシュで爽やかな味わいが、ゴーヤチャンプルーの豚肉や玉ねぎなどの素材本来の甘みや旨味を引き出してくれて、一層おいしく感じられました。
ゴーヤチャンプルーのように緑の野菜が主役の料理には、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランのワインのようにハーブのような清々しい香りが豊かなワインがよく合うのではないかと思います。
ゴーヤが旬の季節には、ぜひ試してみてくださいね♪
ブランコット・エステート クラシック ソーヴィニヨン・ブラン
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