
前回の記事で、ゴーヤチャンプルーと合わせて相性抜群だったニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランのワイン。
ハーブのようなグリーンを思わせる香りが豊かだったので、緑の野菜を使った料理全般と相性が良さそうです。
そこで、今回は高知県が鹿児島県に次いで国内生産量第2位を誇るオクラを使い、「オクラと厚揚げのおかか醤油」を作って合わせてみることにしました。
オクラと厚揚げのおかか醤油
夏に旬を迎えるオクラ。ビタミン豊富で血液サラサラ効果や整腸作用など、さまざまな健康効果があるようです。また、おひたしで食べたり、さっと茹でて小口切りにして納豆や豆腐の薬味として利用たり、様々な食べ方ができるのも魅力的ですね。
今回作った「オクラと厚揚げのおかか醤油」は、わたしの友人で調理師の大石亜子さんの著書、『およばれのときに作りたい とっておきの持ち寄りレシピ128recipes』に掲載されているレシピのひとつです。
和洋中さまざまなジャンルのオシャレで素敵なレシピがたくさん掲載されていて、およばれのときだけでなく、日頃のメニューの参考にもなるのではないかと思います!
ぜひお手に取ってみてくださいね♪
★大石亜子さんのInstagramアカウントはこちら
ブランコット・エステート クラシック ソーヴィニヨン・ブラン
今回「オクラと厚揚げのおかか醤油」に合わせたワインがこちら。ニュージーランドのマールボロ地区のソーヴィニヨン・ブランというブドウ品種から造られたワインです。
産地
産地はニュージーランド南島の北東端に位置するマールボロ地区。太平洋から吹き付ける風の影響を受け、冷涼で乾燥した気候の地区です。
近年は良質なソーヴィニヨン・ブランの産地として世界的に注目を集めています。
造り手

造り手はブランコット・エステート(創立当初の名称はモンタナ)。マールボロの将来性をいち早く見抜き、1975年にマールボロに初めてソーヴィニヨン・ブランを植樹した造り手です。1979年にはマールボロ初となるソーヴィニヨン・ブランのワインを発売し、現在のマールボロのワイン産地としての土台を築き上げました。
いわば、マールボロのソーヴィニヨン・ブランのパイオニア的存在です。
ブドウ品種
ブドウ品種はソーヴィニヨン・ブラン。
ソーヴィニヨン・ブランについての詳細は、こちらをご覧ください。
テイスティング・コメント
ほんのりグリーンがかった、淡い麦わら色。グレープフルーツやパッションフルーツのような果実の香りに、ソーヴィニヨン・ブランの特徴であるレモングラスやフェンネル、ディルのような清々しいハーブのような香りが豊かに感じられます。
口に含むとピュアな果実味といきいきとした酸味のバランスがよく感じられ、心地よいほろ苦い余韻へとつながります。
夏の草原を吹き抜ける風のような、爽やかな印象の1本です。
ペアリング総括
『ブランコット・エステート クラシック ソーヴィニヨン・ブラン』と「オクラと厚揚げのおかか醤油」のペアリング。
ワインよりも日本酒の方が似合いそうな料理ですが、その優しい味わいをワインの爽やかな味わいが引き立て、厚揚げやおかかの旨味たっぷりの余韻を一層長く感じさせてくれました。
同時に、ワインのハーブのようなグリーンを思わせる香りは、オクラ特有の風味にもマッチ。
「ほっこり感」満載の癒し系なペアリングとなりました。
オクラがおいしい季節に、ぜひ試してみてくださいね♪
ブランコット・エステート クラシック ソーヴィニヨン・ブラン
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