
前回の記事でマカロニグラタンと合わせて相性抜群だったフランスのアルザス地方のピノ・ブランのワイン。
アルザス地方はジャガイモをよく食べる文化があるため、ジャガイモを使った料理とも相性が良さそうです。
そこで今回はオーソドックスなポテトサラダを作って合わせてみることにしました。
ポテトサラダ

家庭料理の定番でもあるポテトサラダには、家庭ごとの味みたいなものがあるように思います。
わたしも昔は明太子を入れてみたり、粒マスタードを入れたりしていましたが、最近は息子が食べることも想定し、お惣菜コーナーで売っているようなオーソドックスな具材と味付けに原点回帰しています。
レシピ
<材料(2~3人分)>
- じゃがいも(中) 1個
- にんじん(中) 1/2本
- きゅうり 1/3本
- ハム2枚
- ★牛乳 大さじ1
- ★マヨネーズ 大さじ1
- ★塩・胡椒 適量
<作り方>
- じゃがいもをラップでくるんでレンジ(600w)で4~5分チン
- にんじんを薄くいちょう切りにして、耐熱容器に入れてレンジ(600w)で1分チン
- キュウリは薄切りに、ハムは半分に切ってから細い短冊形に切る
- ①のじゃがいもを水で冷やしながら手で皮をむき、芽を取り除く(ヤケドに注意!)
- ④をボウルに入れてマッシャーでつぶし、②と③、★の材料を加えてよく混ぜる
- ⑤をお皿に盛り付けて完成
アルザス ピノ・ブラン キュヴェ レゼルヴ

今回ポテトサラダに合わせたワインがこちら。フランスの北東部に位置するアルザス地方で、ピノ・ブランというブドウ品種から造られているワインです。
造り手
造り手はテュルクハイム葡萄栽培者組合。アルザス地方のテュルクハイム村で1955年に設立された、約230名からなる生産者組合です。
近年ではリュット・レゾネ(減農薬農法)によるブドウ栽培を実践。
著名なワイン誌で「アルザス地方で最良の共同醸造所」と紹介されるなど、国内外で高い評価を得ています。
ブドウ品種
ブドウ品種はピノ・ブランという品種。赤ワイン用品種であるピノ・ノワールの突然変異種(クローン)です。
原産地はフランスのアルザス地方と考えられており、現在はアルザス地方のほか、イタリアやドイツなどでも栽培されています。なお、イタリアではピノ・ビアンコ、ドイツではヴァイスブルグンダーと呼ばれています。
ピノ・ブランからは甘口から辛口までさまざまなタイプのワインが造られますが、基本的には酸味が穏やかで、まろやかな味わいになるのが特徴です。
テイスティング・コメント
色合いは淡い麦わら色。パイナップルやマンゴーなどのトロピカルフルーツを思わせる香りに、アカシアの花やはちみつ、白コショウのようなニュアンスも感じられます。
ソフトな口当たりに、厚みのある果実味とマイルドな酸味のバランスのとれた味わい。
総じて柔和で優しい印象の1本です。
ペアリング総括
『アルザス ピノ・ブラン キュヴェ レゼルヴ』とポテトサラダのペアリング。
ワインの柔和な味わいがポテトサラダのホクホクした味わいを優しく包み込み、ジャガイモの旨味を一層引き出してくれます。やはり、アルザスのワインは基本的にジャガイモを使った料理と相性が良いと言えそうです。
また、ワインからほのかに感じられる白コショウの香りも、ポテトサラダのマイルドな味わいの良いアクセントとなりました。
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね♪
アルザス ピノ・ブラン キュヴェ レゼルヴ
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