秋本番!栗ごはんと日本の甲州のワインのペアリングでほっこり♡

先日、息子に「栗ごはんが食べたい」とリクエストされました。

確かに栗といえば秋の風物詩。産直でもたまに見かけるようになりました。

でも、栗の皮を剥くのはかなり大変です。

「さて、どうしたものか…」

と悩んでいたら、ちょうどスーパーで簡単に作れる栗ごはんの素を発見。

さっそく購入して栗ごはんを作り、山梨県産の甲州のワインを合わせてみることにしました。

栗ごはん

市販の栗ご飯の素を使って炊きました。

優しい出汁の味わいで栗のホクホク感も引き立ち、いくらでも食べられそうなほどのおいしさでした。少しごま塩をふりかけると、栗の甘みがより強く感じられます

リクエストした当の本人は少ししか食べませんでしたが、大人は存分に秋の味覚を堪能できました。

シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ

今回「栗ごはん」に合わせたワインが、こちらの『シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ』。山梨県産の甲州を100%使用した日本ワインです。

2016年に伊勢志摩にて開催されたG7サミットでも振る舞われ、多くのワイン愛好家から注目を集めました。

産地

産地は山梨県日本のワイン造りの発祥の地で、現在も日本ワインの生産量、ワイナリー数ともに日本一を誇る県です。

山梨県では甲州という日本固有のブドウ品種から造られる白ワインをはじめ、マスカット・ベーリーAデラウェア、メルロ、シャルドネなどのブドウ品種から、多様なスタイルのワインが生み出されています。

ブドウ品種

ブドウ品種は甲州100%

甲州についての詳細は、こちらをご覧ください。

造り手

造り手はシャトー酒折。ワインの輸入販売会社である木下インターナショナル(株)のグループ会社として、1991年に山梨県甲府市酒折に設立されたワイナリーです。

木下インターナショナル(株)の海外メーカーとのネットワークにより、ワインの製造技術に関する最新の情報交換をおこない、各国から導入した設備を使用し、甲州、マスカット・ベーリーAなど日本固有の品種を中心とした日本ワイン造りをおこなっています

テイスティングコメント

非常に淡く、透明に近い色調。蜜柑や柚子などの和柑橘や青りんごの香りに、ほのかに吟醸酒のような香りも漂います。

軽やかな口当たりに、みずみずしい果実味、キリっとした酸味が特徴的。飲み込んだ後には甲州特有のほろ苦い余韻も感じられます。

その名前の通り、ドライでスッキリとした印象の1本です。

ペアリング総括

シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ』と「栗ごはん」のペアリング。

ワインの和柑橘や吟醸酒といった「和」を連想させる香りが、栗ごはんの出汁の風味と見事にマッチ

そして、ワインのキリっとした心地よい酸味も、栗の甘みやホクホク感を一層引き立ててくれます

どちらも強い自己主張をせず、繊細な味わいが持ち味なので、ちょうどいいパワーバランスでした。

まさに日本の秋が堪能できる、ほっこりとしたペアリング

機会があれば、ぜひ試してみてくださいね♪

シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ

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