
前回の記事と前々回の記事で登場した『シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ』。
これまでに「栗ごはん」や「あさりの酒蒸し」と合わせて相性抜群でしたが、これらの料理のほかにも、まだまだ相性の良い料理はたくさんありそうです。
ワインのスッキリした印象から、素材の味を活かしたような料理と相性が良さそうなので、今回は旬を迎えているサツマイモを使った「サツマイモのほんのり煮」に合わせてみることにしました。
サツマイモのほんのり煮

産直で購入した高知県産のサツマイモを使い、クックパッドの下記のレシピを参考に作りました。
https://cookpad.com/recipe/1581640
みふかさん、素敵なレシピをありがとうございました♪
サツマイモの優しい甘さと、煮込む際に入れたレモン汁の爽やかな風味がマッチ。
季節の移ろいを感じながら、大変おいしくいただきました。
シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ
今回「あさりの酒蒸し」に合わせたワインが、こちらの『シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ』。山梨県産の甲州を100%使用した日本ワインです。
2016年に伊勢志摩にて開催されたG7サミットでも振る舞われ、多くのワイン愛好家から注目を集めました。
産地

産地は山梨県。日本のワイン造りの発祥の地で、現在も日本ワインの生産量、ワイナリー数ともに日本一を誇る県です。
山梨県では甲州という日本固有のブドウ品種から造られる白ワインをはじめ、マスカット・ベーリーAやデラウェア、メルロ、シャルドネなどのブドウ品種から、多様なスタイルのワインが生み出されています。
ブドウ品種

ブドウ品種は甲州100%。
甲州についての詳細は、こちらをご覧ください。
造り手
造り手はシャトー酒折。ワインの輸入販売会社である木下インターナショナル(株)のグループ会社として、1991年に山梨県甲府市酒折に設立されたワイナリーです。
木下インターナショナル(株)の海外メーカーとのネットワークにより、ワインの製造技術に関する最新の情報交換をおこない、各国から導入した設備を使用し、甲州、マスカット・ベーリーAなど日本固有の品種を中心とした日本ワイン造りをおこなっています。
テイスティングコメント
非常に淡く、透明に近い色調。蜜柑や柚子などの和柑橘や青りんごの香りに、ほのかに吟醸酒のような香りも漂います。
軽やかな口当たりに、みずみずしい果実味、キリっとした酸味が特徴的。飲み込んだ後には甲州特有のほろ苦い余韻も感じられます。
その名前の通り、ドライでスッキリとした印象の1本です。
ペアリング総括
『シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ』と「サツマイモのほんのり煮」のペアリング。
サツマイモの優しい甘みに、ワインのみずみずしい果実味がマッチ。
また、ワインのスッキリとした酸味が、「サツマイモのほんのり煮」の味付けに使っているレモン汁の酸味と相まって、サツマイモの甘みを一層引き立ててくれました。
秋の味覚をちょっと贅沢に楽しむペアリング。
サツマイモがおいしい季節に、ぜひ試してみてくださいね♪
シャトー酒折ワイナリー 甲州 ドライ
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