
前回の記事で、「豚キムチ」と合わせて相性抜群だったイタリアのプーリア州の赤ワイン。
濃厚な果実味が豚肉の甘みや旨味とよく合っていたので、ほかの豚肉を使った料理とも相性が良さそうです。
そこで、今回は豚肉料理の定番、「豚と大根の角煮」を作って合わせてみることにしました。
豚と大根の角煮

豚肉だけでなく野菜も入れたかったので、今回はクックパッドの下記のレシピを参考に作りました。
https://cookpad.com/recipe/3466576
味付けもくどくなく、ほっこりと優しい味わいに仕上がりました。
そして、豚肉の旨味が大根に染み染みで、いくらでも食べられそうなおいしさでした。
みゆたけ♪さん、素敵なレシピをありがとうございました!
ちなみに翌日のお昼ご飯は煮汁で作った煮込みうどん。余った角煮とたくさんの刻みネギをトッピングしていただきましたが、こちらも大変美味でした♡
ディオメーデ ラーマ・ディ・ピエトラ ネーロ・ディ・トロイア
今回「豚キムチ」に合わせたワインがこちら。イタリア・プーリア州のネーロ・ディ・トロイアというブドウ品種から造られた赤ワインです。
産地

産地はイタリアのプーリア州。イタリア南東部、イタリアの国の形を長靴の形に例えるなら、かかとの部分にあたる州です。
温暖な気候に恵まれた大農産地で、イタリアでもトップクラスのワイン生産量を誇っていますが、近年では量より質を重視したワイン造りが推し進められています。
造り手
造り手は1903年設立のカンティーナ・ディオメーデ。1988年に現オーナー達がワイナリーを引き継いでからは、畑の修復・改善に加え、最先端の施設と技術を導入し、年々品質向上を遂げるワイナリーです。
ブドウ品種
ブドウ品種はネーロ・ディ・トロイア100%。
「ウーヴァ・ディ・トロイア」とも呼ばれる品種で、アルコールもタンニンも豊かな赤ワインを生み出します。
テイスティングコメント
濃い紫色に近い色調。ブラックベリーやカシス、イチゴジャム、スミレなどの香りが強く感じられます。
濃密で厚みのある果実味に、上品な酸味と豊かな渋みが溶け込んだ、ボリュームのある味わい。
フルボディながら、親しみやすさも感じられる1本です。
ペアリング総括
『ディオメーデ ラーマ・ディ・ピエトラ ネーロ・ディ・トロイア』と「豚と大根の角煮」のペアリング。
ワインの濃厚な果実味が、豚肉の甘みや旨味、たっぷりと煮汁を吸った大根の甘みを引き立て、一層おいしく感じさせてくれました。
そして、ワインも料理も、どちらもコクと旨味が豊かという共通点があり、それも相性の良いポイントだったのではないかと思います。
まさに旨味たっぷりのペアリング。
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね♪

ディオメーデ ラーマ・ディ・ピエトラ ネーロ・ディ・トロイア
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