
前回の記事で、「サーモンといくらのこぼれ寿司」と合わせて相性抜群だった北海道余市産の白ワイン。
スッキリとしていながら、しっかりとした飲みごたえのある味わいが印象的で、ほかにもたくさん相性の良い料理がありそうです。
そこで、今回は北海道の名物のひとつであるカニを使った市販の「かにシュウマイ」と合わせてみることにしました。
かにシュウマイ

海の幸に山の幸、おいしいグルメの宝庫でもある北海道。
なかでも毛ガニやタラバガニ、ズワイガニなどのカニは、北海道旅行では欠かせないグルメとなっています。
そんな北海道のカニを使って作られた「かにシュウマイ」。
カニ特有の香りが豊かで、存分にカニの旨味を堪能できました。
グランポレール 余市ケルナー
今回「かにシュウマイ」に合わせたワインがこちら。北海道の余市でケルナーというブドウ品種から造られた白ワインです。
産地
産地は北海道の余市。
ワイン用ブドウの栽培地としては冷涼で、起伏に富んだ傾斜地に畑があるなど、気象条件がドイツの銘醸地と類似していることから、ドイツ系のブドウをはじめ、欧州のブドウ品種の栽培に成功しています。
造り手(ブランド)
グランポレールはビールでおなじみのサッポロビールが展開するワインブランドです。
詳しいブランドコンセプトはこちらからご覧いただけます。
https://www.sapporobeer.jp/wine/gp/about/
ブドウ品種
ブドウ品種はケルナー。
ドイツのヴュルテンベルク地方で人工交配によって生まれた白ワイン用品種で、耐寒性があることから、主にドイツや北海道などの冷涼な地域で栽培されています。
テイスティングコメント
青りんごや白い花を想わせる爽やかな香り。
みずみずしい果実味に、いきいきとした酸とミネラル感がバランスよく調和しています。
スッキリとしていながら、しっかりとした飲みごたえを感じられる1本です。
ペアリング総括
『グランポレール 余市ケルナー』と「かにシュウマイ」のペアリング。
ワインのしっかりとしたボリューム感が、かにシュウマイの濃厚な旨味にマッチ。
そして、ワインのいきとした酸とミネラル感が、カニの甘みを引き立て、一層おいしく感じさせてくれました。
一般的に「ある土地のワインとその土地の郷土料理や名物は相性がいい」と言われるように、やはり同じ北海道産のワインとカニは相性が良いと言えそうです。
まさに北海道の美味共演ともいえるペアリング。
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね♪
グランポレール 余市ケルナー
コメントを残す