
ここ最近、私用で高知県の西部へ行く機会が増えています。
高知県西部といえば、清流・四万十川が流れる自然豊かな場所。わたしの住んでいる高知市から車で2時間近くかかりますが、行くたびに大自然の織りなす絶景に癒されています。
さて、先日も四万十市を訪れ、現地の物産館で面白い焼肉のタレを発見しました。
その名も「ばかたれ」です!!ネーミングに惹かれて即購入。
さっそく焼肉を焼いて「ばかたれ」を絡め、南アフリカ共和国のカベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインと合わせてみることにしました。
ばかたれの焼肉

「ばかたれ」は四万十市中村で手作りされている焼肉のたれで、「ばかに(とても)旨いたれ」ということから、このように名付けられたそうです。
甘口醤油をベースとした、ニンニクの効いたコクのある味わいで、クセになるおいしさでした。
また、焼肉以外の料理の調味料としても使えるのも魅力的ですね!
パンゴリン カベルネ・ソーヴィニヨン
今回「ばかたれの焼肉」に合わせたワインがこちら。南アフリカでカベルネ・ソーヴィニヨンというブドウ品種から造られた赤ワインです。
産地
産地は南アフリカの西部、西ケープ州の海沿いに広がるコースタル・リージョンのパール地区。
コースタル・リージョンは海からの冷涼な風と日照に恵まれた穏やかな海洋性気候で、南アフリカワイン生産の中心地となっています。
造り手(ブランド)
ワイン名にある「パンゴリン」はワインのブランド名で、南アフリカの有名ワイナリー「ニール・エリス」のホセ・コンデ氏が、新進気鋭のワイナリー「ジュステンバーグ」と共に造りだした新ブランドです。
ちなみに、パンゴリンとは南アフリカに生息している絶滅危惧種に指定されている動物の名前で、ラベルにも体を丸めたパンゴリンの姿が描かれています。
ブドウ品種

ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン。
カベルネ・ソーヴィニヨンについての詳細は、こちらをご覧ください。
テイスティングコメント
濃いルビー色。
カシスやブラックベリーなどの黒系果実の香りに、ブラックペッパーやクミンなどのスパイスのニュアンスも感じられます。
ふくよかな果実味と上品な酸、丸みのあるタンニンが調和した、力強さと気品のある味わい。
程よいボリューム感で、心地の良い飲み口の1本です。
ペアリング総括
『パンゴリン カベルネ・ソーヴィニヨン』と「ばかたれの焼肉」のペアリング。
一般的にカベルネ・ソーヴィニヨンのワインは牛肉と相性が良いと言われますが、カベルネ・ソーヴィニヨンのワインならではの力強い味わいが、ジューシーで旨味の強い牛肉にマッチ。
さらに、ワインのふくよかな果実味が、ばかたれの甘みとコクに調和し、焼肉の美味しさを一層引き立ててくれました。
焼肉へと伸ばす箸が止まらなくなるペアリング。
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね♪
パンゴリン カベルネ・ソーヴィニヨン
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