
前回の記事で、「ローストビーフ」と合わせて相性抜群だったフランスのブルゴーニュの赤ワイン。
魅惑的なアロマと上品な味わいが印象的で、ほかにもたくさん相性の良い料理がありそうです。
そこで、今回は家庭料理の定番である「肉じゃが」と合わせてみることにしました。
肉じゃが

今回はクックパッドの下記のレシピを参考に作りました。
https://cookpad.com/recipe/3922252
実はこのレシピ、だいぶ前にわたしがアップしたレシピです笑
肉は豚小間肉を使って作りました。味付けについては、
すき焼きのたれ:白だし:酒=1:1:1
というのが、かつての我が家の黄金比でしたが、最近は薄味志向なので、少し酒の分量を増やし、
すき焼きのたれ:白だし:酒=1:1:1.5~2
くらいが丁度いいかな、と思っています。
フレデリック・マニャン ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
今回「肉じゃが」に合わせたワインがこちら。フランスのブルゴーニュ地方でピノ・ノワールというブドウ品種から造られた赤ワインです。
産地
産地はフランスの銘醸地、ブルゴーニュ地方。
なかでも銘醸地として名高いモレ・サン・ドニ村を中心としたコート・ド・ニュイ地区で収穫されたブドウから造られています。
造り手
造り手はフレデリック・マニャン。モレ・サン・ドニ村で5代にわたってワイン造りを行う名門・マニャン家に生まれたフレデリックによって、1995年に設立されました。畑選びから栽培、樽選びに至るまでこだわりを貫き、世界的にも高い評価と人気を得ている造り手です。
ブドウ品種

ブドウ品種はピノ・ノワール。
ピノ・ノワールについての詳細は、こちらをご覧ください。
テイスティングコメント
外観は明るいルビー色の色調。
チェリーやラズベリーなどの赤い果実やバラのような魅惑的なアロマのなかに、ほのかに鉄や生肉を連想させるニュアンスも感じられます。
豊かな果実味に、上品な酸、きめ細やかなタンニン(渋み)が調和した、上質な味わい。
飲み込んだ後も、後味が余韻となって長く口の中に残ります。
丁寧に造られたことが伺える、非常に高品質なワインです。
ペアリング総括
『フレデリック・マニャン ブルゴーニュ・ピノ・ノワール』と「肉じゃが」のペアリング。
人間の味覚は、甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の「五味」のがバランスよく揃うと、一段とおいしく感じるようになるそうです。肉じゃがはこれらの「五味」のうち、酸味と苦味以外の要素を持ち合わせており、そこへワインの上品な酸味と苦みが加わることで、味わいのバランスがより完全なものに近づいたように思います。
そして、ワインのジューシーな果実味が、肉じゃがの味付けに使ったすき焼きのタレの甘味や、具材の旨味を引き立ててくれました。
ほっこりとしていながら、味わいの均整がとれたペアリング。
機会があれば、ぜひ試してみてくださいね♪
フレデリック・マニャン ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
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